只見町ユネスコエコパーク 平成26年6月11日 東北初登録

只見は人と自然が共に生きるちうのが基本となる考え方です。  

ユネスコエコパーク 福島・只見を登録 東北初。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は11日(現地時間)、スウェーデンで開いた会議でユネスコの自然保護地域「エコパーク」に福島県只見町を登録することを決めた。東北では初の登録となる。国内関係では「南アルプス」(山梨、長野、静岡)の登録も認められました。

エコパークは人間社会と自然環境の共生を実践するモデル地域。自然保護と持続可能な地域経済の発展も目指す。国内では宮崎県綾町など5地域が登録されています。  只見ユネスコエコパークは、只見町全域と檜枝岐村の一部を含む総面積7万8032ヘクタール。豪雪による雪崩が山肌を削り取った「雪食地形」と、その環境に多様な植物群が生育する「モザイク植生」が特徴で、自然を生かした人々の暮らしや文化も登録内容に含まれています。  登録地域は厳格に保護される「核心地域」、エコツーリズムや研修目的に利用される「緩衝地域」、人間が暮らし、自然と調和した地域社会の発展を目指す「移行地域」の三つの区域で構成されます。  町は登録後、エコパークの理念を生かした地域活性化事業として、町内の湿原保全やナラ枯れ対策を進め、自然体験ができる「ただみ観察の森」を整備する。地域資源を生かしたツル細工などの特産品のブランド化にも取り組む考えです。

[ユネスコエコパーク] 自然と人間社会の共生を目的に、1976年に始まった。エコパークは、ユネスコ国内委員会が決めた愛称。手付かずの自然の保護を原則とする世界自然遺産とは理念が異なる。地方自治体がユネスコ国内委員会を通じて申請し、毎年審査される。登録総数は、昨年5月時点で117カ国、現在世界で621地域が登録されており、その一つが 「福島県は南会津の只見町」です。

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